ヴェールを一枚脱ぐ、とは。
印刷ものコンシェルジュ 壬生スワンです。
の、取説(シリアル番号入り)&名刺が仕上がりました。
今回のコンセプトは、イメージの一新!
ヴェールを一枚脱ぐ事でした。
要約すると、相談内容はこうでした。
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とんぼ玉というと、なんとなく共通のもっさいイメージがある。
もっと幅広い年齢層に、この世界の楽しさや美しさを知ってほしい。
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私も、この素晴らしい技術に魅了された一人です。
ガラス玉の中に閉じ込められたメルヘン。
祖母がガラス工場に勤めていた職人でした。
祖母からもらったとんぼ玉。
幼い頃に、じーーーーっと眺めては、
中に入っている花は、フェイクなのか本物なのか、
どうやって閉じ込めたのか。ドキドキワクワク妄想の旅をしたものです。
スワン少女のように、もっと幼い子にも、
この小宇宙に触れてほしい。
そして、ただ身につけるだけでなく、
この技術に興味をもってもらいたい。
ずっとそう思っていました。
なのでイメージを一新してみたい!という試みに、ノリノリだったわけです。
そのためには、ワオ!と言わせるお写真が必要でした。
実物を手に取ってみれない人も、
この写真をみたら、素敵!すごい!ほしい!と思ってもらえるような
ピカピカの写真がどーーーーしても必要でした。
見てもらえたらいい。余計な説明は要らない。
そう思ったからです。
今回はひしひしと、写真の大切さを感じました。
そして、課題は「サイズ」でした。
ネックレス、ピアス、、、など、商品の大きさが異なるため、
最小限の印刷で、多様な箱サイズにいれられる取説のサイズ
について、考えぬきました。
ここからは、作家の塚本さんの声を抜粋して掲載させていただきます。
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~Veil のヴェールを脱がすプロジェクト、完成✨です~
カードのデザインはもちろんのこと
Veil の作品と作品を収納するBOXの様々な大きさや、
それぞれの用途にぴったりなものをお二人に作っていただきました
スワンさんの細やかなヒヤリングと
大胆な「ネ申」✨発想(紙、は、神、というスワンさんの理念)
深い紙への想いと知識からセレクトするぴったりな紙質、サイズの提案
扶美さんの、的確にクライアントの意図をくみ取り表現するデザイン力
わざわざ展示会場まで足を運んでいただき実際に作品を見に来ても下さいました
以前はGlass Jewelry 工房Veil でしたが
アドバイスをいただき「Glass Jewelry Veil 」にヴェールを一枚、脱いだのでした✨
4月 ル・オンブラージュの個展から
メインに、みなさまの元に作品と一緒にお目見え致します
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塚本さん、ありがとうございました。