自宅サロンを開業するとき、最低限用意しておきたい紙もの。

開業するときに一番最初に作るもの、それは、「名刺」がセオリーです。

しかし、はじめから住所を入れたものを、不特定多数の人に配るのには、
私は断固反対します。

だけど、知ってもらわなければどうしようもない。どうしましょう。
そんなときには、「ショップカード」を作りましょう。
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これは表面〜

そこに住所はないですが、予約のシステムに繋がるような内容を入れておけばよいわけです。
ただし、配り方に注意は必要です。

 

お客様に選ばれることも必要だけど、お客様を選ぶことも重要。

ぶっちゃけ質の悪いお客様もこの世にはいます。
ましてや自宅を開放ならば、お客様を選ぶ目を持つのは然るべきですよね。

自宅サロン経営のお客様の中には、
予約はwebではなく電話のみで受け付けるという方もいます。

または、予約は友人、知人つながりに限る!
コアなお客様に、回数きてもらうことを大事にしている
、という方がほとんどです。

そのための紙ものとして「スタンプカード」が活躍するのです。

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裏面はスタンプカード。

 

自分で作るのもいいけどプロに作ってもらうメリットもある。

特に自宅を開放する場合、
それでなくてもお客様との距離が近くなりがちですね。

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仕事とプライベートの境界線を意識することは、自分や家族を守るためにも、とっても大切なことです。

そんなときに、きちっとしたものを手渡せると
あ、仕事としてちゃんとやっているのね。という印象にはなりますね。

お金をかけるということには、そういうメリットもあると思うのです。

 

名刺、リーフレット、ショップカード…最初からあれもこれも作らなくていい。

実は今回も、そのような理由でSPFにご依頼いただいたときには、
名刺、スタンプカード、ショップカード、リーフレットを制作したいということでした。

しかし、お話を伺うと、

•自宅の一室を小さく開放した、開業したばかりのサロン
•友人、知人つながり、またはイベントなどでプチリフレなどを利用してくださったお客様
•コアなお客様に回数を利用していただき、長く大切にお付き合いしたい

ということでした。

であれば、まずはショップカードとスタンプカードを一緒にしたもの1つだけ作ってみる

のはどうでしょう、と提案しました。

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紙の質感も大事〜

もし、ショップカードを捨てずにもってきてくだされば、

そのままスタンプカードとしても継続して利用ができるので、一石二鳥。

わざわざもう一つ、紙ものを作らなくても済みますね。

いかに紙を無駄にしないか、
優先順位を考えて、予算内で作るという視点は大事なことです。

 

人によって制作すべきものの優先順位は違う。

以上のように、
どのようなお客様を対象として、どういう形態ではじめるのか、
今どの程度のお客様がいて、値段はいくらで営業するのか、など

人によって様々な事情や、背景がありますので、
一概に、最初に「名刺」が必要です!とも言い切れないと私は思っていますし、
自宅サロンだからって全員が最初にショップカード!とも言いきれないです。

それもあって紙もの制作の前に、紙ものに関するお勉強や、制作前の作戦会議が必要なのです。

最初から、あれもこれも、ときばらなくてよい。
優先順位をつけて、できるものからお金をかけていけばよいと思いますよ^^

 

2016-11-09 | Posted in 制作事例, ├ サロン・ケアルームComments Closed 

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